こんにちは、柑奈です!
まだまだ寒い日が続いていますが、まだまだ冷え込みますね。まだ寒い時期ですが私のお仕事界隈ではよくこんな言葉を耳にします。それは…
バレンタイン過ぎたら、日焼け止め!
これです。(笑)
新人時代、現場にいた頃よくお姉さま方がお客様に向けても話していたり、新人時代の柑奈にも日焼け止めの話した?って接客が終わる度によく確認されたもので、このシーズンになると日焼け止めの話をするのが接客の流れのなかの1つでした。(笑)
皆さん日焼け止めつけないとなって思い始める時期っていつですか?
よく耳にするのはGWでレジャーに行くとか、暑さを感じてきてからつけ始める方が多いのかなという印象です。2月下旬から紫外線量は上昇を始めるため早めにつけてほしいので今日は皆さんに早く日焼け止めをつけてほしいがために、今更過ぎる紫外線基礎知識と日焼け止めの選び方をお話しようと思います。
紫外線とSPF、PAの表示について
日焼けは紫外線によって引き起こされるんですが、皮フが赤くなったり黒くなったりすると思います。ひとくくりに紫外線といっても波長が異なり様々な種類がありますが、その中でもUV-AとUV-Bがあります。
UV-Bが皮フを赤くしたりするもの。2月くらいから上昇を始めるやつです。
表皮に炎症が起きている状態ですね。赤みは軽いやけどが起こっているのと同じですし、メラノサイト活性化によりメラニンが過剰生成、分解が追い付かず日焼けを起こしたり、シミ、そばかすの原因となったりします。このUV-Bの防ぐ指数がSPFです。SPFは1~50⁺まであります。
SPF30とか50とかよく見る表示だと思うのですが、この数字は目安の時間を指します。日焼け止めを塗布してから、どれくらいの時間カットしてくれるかを指す目安です。
ちなみに、1SPF=約20分とされている為、単純計算で行くと、SPF30は約10時間、50は約16時間もの間カットしてくれることになりますね。これだけ見ると16時間もずっと外にいないし!ってなると30で普段使いは十分に見えますね。
これはあくまで汗やこすれ、手洗い等で落ちてないのを仮定したうえでの話なので実際は手洗ったり汗で流れたり、タオルや衣服で拭いたりこすれたり等でとれるため塗り直しが必要になります。
UV=Aが皮フを黒くするもの。UV-Aは季節問わず年間降り注いでいます。
肌の真皮のコラーゲン、エラスチンを分解してしまう為ハリが減少しシワやくすみの原因を引き起こしやすくしてしまうものです。これを防ぐ指数がPAです。
PA⁺~⁺⁺⁺⁺まであります。
このPAの考え方がちょっと素直にいかないのですが
例えば、防御力が2あったとすると、⁺⁺だったらその2倍の4くらい強い(伝わる…?)⁺⁺⁺だったら4の2倍の8,⁺⁺⁺⁺だったら8の2倍の16くらい強いって考えです。(笑)一言でまとめると、⁺が多いほど防御力が強いってことです。
紫外線防止剤、どちらがより安全?
主に紫外線防止剤として紫外線散乱剤と紫外線吸収剤とがあります。
紫外線散乱剤は酸化チタンや酸化亜鉛が使用されます。吸収剤にはメトキシケイヒ酸エチルヘキシルのような有機物が入ってきます。
紫外線散乱剤と吸収剤、実際どっちが安全性が高いの?ってことですが、散乱剤の方が安全性は高いと言われています。
一方吸収剤も安全性は高いのですが皮フに刺激を感じる方もいて合わない方も一定数いらっしゃいます。あとは紫外線で分解された生成物が皮フの刺激となる可能性もあります。なので、日焼け止めをつけて赤み、肌荒れ、ピリつき等肌に合わなかった方は吸収剤の入っていない日焼け止めを選んであげるほうがいいと思います。
散乱剤に含まれている酸化チタン、酸化亜鉛に反応してしまう可能性があるので、金属アレルギーの方は上記避けてあげたほうがいいです。
日焼け止めの選び方
今の時期、普段使いだったらSPF30、PA⁺⁺くらいがいいと思います。
上記でも触れましたが、SPF50まではいらないかなぁと。あ、一日中外にいる様な場合は別ですよ。
人間の皮フって日焼け止めを塗らずに炎天下で過ごすと約20分くらいで焼け始めるといわれています。30だとその焼け始める時間の30倍日焼けを防ぎますよ、って意味なので約10時間という計算になります。
SPFが小さいほど吸収剤、散乱剤も少なく、洗顔料やボディソープ等で落としやすくなっています。
逆に、真夏の汗をかいたり水で落ちやすい時期はSPF50でウォータープルーフタイプを選んであげるとよいと思います。
次回は後編!
日焼け止めの選び方と注意点を主にお話していこうと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。そしてここまで読んでくださったあなた様、ここまで読んだら、もう今から日焼け止めつけましょう!
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