こんにちは!柑奈です。
今回は前回に続いて日焼け止めの話、後編になります!
まだ見ていない方はひとつ前の記事
日焼け止めの選び方(前編)https://www.kannacosme.com/?p=202
を見てからどうぞ!
では、今回は選ぶ時の注意点からいきます!
SPF表示が異なっている可能性がある!?
前回お話ししたSPFの表示です。1SPF=約20分ブロックしてくれるよって表示です。前回の記事で普段使いはSPF30くらいがいいって話をしたと思いますが、これは、大手メーカーのSPF30は良いと思います。
しかし、大手以外の会社から出している日焼け止めって製品自体は自分たちのところで作りますがSPFの試験自体は外部に委託することがあります。試験機関は国内外様々なところにあるのですがよく使われるのが海外の試験機関だそうです。
前にニュースにもなっていたのですが、とある国の試験機関が適正にSPF試験を行っていなかったため、その試験機関の社長が逮捕されたというニュースもあります。日本の製品もここで試験し、製品化しているものも多くあったとのことなのでもしかしたらその不適切な結果のものが表示されている可能性も0ではないということです。
大手は研究開発を自分のところでしっかりやっているので安心です。
決して大手だけ大丈夫で中小はダメとかそういうわけでは決してないのですが、わからなかったら大手の有名メーカーの製品であれば間違いはないかな、ということです!無名のメーカーでも気に入っているものは使い続けて大丈夫だと思いますし、もし不安だったらSPFが50とかの高いものに念のためしておけばよいと思います!
日焼け止めの正しい使用方法
まず、正しく塗れていない方、使用量が少ない方がとっても多いです!
今までお話してきた方の中でも使用量が少ない方がほとんど…
SPF表示どおりの効果を発揮するためにはしっかり、たっぷり量を塗らないといけないです。実際どのくらいつけないといけないかというと、メーカーによって表示は変わるのですが、環境省が定める日焼け止めの正しい使用量だと、だいたい0.6gと言われています。
ミルク、ジェルタイプ=1円玉2個分くらい
クリームタイプ=パール2粒分くらい
下地やBB、CCクリーム等色つきのものを顔用の日焼け止めとして使用する場合は上記の量はかなり多く厚塗りになってしまうので、その商品の規定量通りでいいと思います。あとは、色のつかない日焼け止めを適正量塗ってから、色つきのものを薄く塗ってあげたり。
日焼け止めのよく聞く質問
Q.SPF値が高いものを少量だけ塗るのはOKか
A.ダメではないけど本来の働きよりかは劣ります。
SPF50のものを仮に適正量より薄く塗ったとすると50より効果は弱まるので30 くらいになったりとかもあるかも…だったら30のものをしっかり塗ったほうが いいかなぁとは個人的には思います。販売側としては適正量きちんと使ってほ しい。
Q.白くなってしまう
A.吸収剤と散乱剤の話になってしまうのですが、散乱剤の酸化チタンが多いものだと白くなりやすい傾向があります。小さな粒子ではあるのですが塗るときに集まりやすくなってしまったりすると白く見えやすいので気になる方は酸化亜鉛が多いものを選んであげるか、吸収剤の日焼け止めだと白くなりにくいと思います。
Q.日焼け止めの塗りなおしって本当に必要?
A.水や汗で落ちやすくなってしまうので夏場やレジャーの際は塗り直しした方がいいと思います!顔も無意識のうちに触っていることが多いと思うので。
メイクした上から日焼け止めをつけなおすときはUVカット効果のあるフェイスパウダーやスプレー等でつけなおししてあげるといいと思います!
今後おすすめのUVカットコスメ特集しますね!
Q.日焼け止めの落とし方は?
A.普段通りクレンジング→洗顔で!
石鹸で落ちるものとかも多いのですが、定着が良い分石鹸だけだと取り切れなかったりするのも多いので普段通りクレンジングからしてあげた方が良いと思います。
日焼け止めを選ぶ時のまとめ
①大手メーカーのSPF30くらいを選ぶ
②吸収剤の成分が気になる方、荒れやすい方は散乱剤ベースの日焼け止めを選ぶ
③たっぷり塗る!
悩んだら上の3つを参考にして選んでみてください!
ドラッグストアも化粧品店や百貨店もそろそろ春夏に向けて日焼け止めたくさん並び始めていると思います!まだ早いと思わずに、先制攻撃!日焼け止め塗って、日焼けダメージ防いで自分の肌を守りましょう!